定期健康診断結果データ取得業務

イエモン

中小企業診断士の幅広い仕事の1つを紹介するにゃ。

ゴエモン

全国保険協会組合の定期健康診断結果データ取得業務にゃ。

全国協会保険組合とは

  • 通称協会けんぽ
  • 民間企業は、所定の要件に該当する場合、社会保険加入の義務が発生
  • 企業が健康保険組合を組織していない場合、保険の引受者は全国健康保険協会となる
  • 現在は加入する事業所の約8割が従業員10人未満の中小・小規模事業者

定期健康診断結果データ取得する目的等

  • 事業者は40歳以上の加入者を対象とした特定健康診査及び特定保健指導の実施が義務付けられている
    • 「高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号)第27条」に制定
  • 健康診断の情報を収集することで生活習慣病を早期に発見できる
  • 早期に発見することで国が負担する医療保険を抑えることができる
    • (参考) 人工透析患者1人に対して年間約500万円の医療費を国庫が負担
    • 将来の健康保険料率を抑えられる
  • 個⼈データの提供を理由に事業主が個⼈情報保護法上の責任を問われることはない
    • 個人データ提供に本⼈の同意を必要としない旨が「個⼈情報保護に関する法律」(平成15年法律第57号) で定められている

健康診断データ提供の個人情報の問題点
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イエモン

でもいちいち個人情報を提供するのは面倒くさいにゃ。

ゴエモン

そんなときに同意書を提出すると協会けんぽが医療機関から勝手に健康診断結果を取得してくれるのにゃ。これは便利だにゃ。

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イエモン

そのご説明と同意書の収集を協会けんぽは外部委託することもあるのにゃ。

ゴエモン

もちろん中小企業診断士も活躍しているにゃ!

定期健康診断結果データ取得業務の外部委託
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埼玉支部だと東京ソフト株式会社と一般社団法人埼玉県中小企業診断協会が受託しているにゃ。

イエモン

同意書を提出するメリットは他にもあるにゃ。

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生活習慣病の発症リスクの高い方を対象に、協会けんぽ埼玉支部の保健師による特定保健指導(健康相談)を無料で利用できるのにゃ!

イエモン

詳細は公式サイトを見て欲しいにゃ。

ゴエモン

幅広く活躍する中小企業診断士の世界!これからも公開して良い情報はどしどし共有していくにゃ!