カンボジアとの国際結婚の手続き

記事作成中です。書類の具体的な画像など追加していきます。

ゴエモン

カンボジアとの国際結婚の手続きはネットにあまり出回っていないにゃ。

イエモン

配偶者と色々調べながら日本カンボジア両国において婚姻手続きしたのでノウハウを共有するにゃよ!

本資料は2025年11月時点での情報です。カンボジアでの行政手続き方法は変更される可能性があるため、ご自身でも確認お願いします。

■はじめに
 日本で婚姻手続きをしただけでは、カンボジアでは戸籍上独身のままとなっています。配偶者ビザ(日本人の配偶者等の在留資格)を後々取得するためには原則として両国で婚姻手続きが必要です(カンボジアの国際結婚の婚姻は難易度が高いので、カンボジア側の結婚証明書はなくても理由書を提出すれば配偶者ビザは取得できます)。
 カンボジアは偽装結婚や人身売買等の抑制のために他国に比べて婚姻手続きが難しくなっています。在日本の外国大使館への届出だけでは婚姻手続きができないので、カンボジアに赴く必要があります。
 また、カンボジア人の結婚はカンボジアでの結婚式を経るのが常識であり、結婚式を経ないと配偶者の家族が陰口を言われるそうです。しかし、日本と異なり原則としてカンボジアでの婚姻手続きを経た後の婚姻証明書がないと結婚式を行えません。最悪、婚姻証明書が用意できない場合は、村長と警察に連絡して600ドル程度(150円/ドルだと90,000円)支払えば先に結婚式だけ行うことも可能です。
 多くの国際結婚する方はカンボジア外務省とパイプがあり、国際結婚の支援をしている『先生』に依頼します(報酬1,500ドル、150円/ドルだと225,000円、ちなみにカンボジア都市部のサラリーマン平均月収は50,000円)。スムーズに婚姻手続きができるように支援してくれます。

ゴエモン

日本国内で手続きが完結しないことと、情報がでまわっていないこと、カンボジアの行政手続きが遅いことが難易度を上げているにゃ。

■結論
 『先生』の力を借りても、日本側で1営業日、カンボジア手続きで8営業日(2回の渡航)は婚姻手続きにかかります。しかし、『先生』の支援がなければ事前にSNSでの書類確認をしてもらえず、GDIでの書類提出と面接が後回しにされるため、もっと時間がかかります。『先生』の支援を受けない場合は1カ月以上カンボジアに滞在したカップルもいたようです(多くの方は仕事の都合上不可能だと思いますので『先生』の支援は必須だと思われます)。

  • 婚姻手続きのためにかかる日数
    • 日本側
      市役所等への婚姻届け提出    1日
    • カンボジア側
      日本→カンボジアの移動     1日
      日本大使館への書類申請等    1日(翌営業日に受取可能)
      日本大使館での書類受領     1日
      GDI(※)での書類提出      1日(婚姻証明書作成に4週間かかる)
      カンボジア→日本の移動     1日
      日本→カンボジアの移動(2回目)  1日
      村役場での婚姻届受取      1日
      カンボジア→日本の移動(2回目)  1日
      (※)GDI=General Department of Immigration(和訳すると移民総局)
  • 書類取り寄せや『先生』への送金、結婚式準備などでカンボジア人側の家族の協力は必須です。
  • 村によっては、村役場での婚姻届受取に両社の拇印がなくとも受領できる村もあるそうです。

■我々の実例(カンボジア人の配偶者(特定技能実習生)は11~12月の間、休暇を取得し実家に滞在)

  • 09.06(土)~ 日本側の婚姻手続きに必要な書類の収集
     日本人側は特に難しいことはなく、2名の方に婚姻届の証人欄を記載してもらう程度。
    カンボジア人側はカンボジア在住の家族に依頼して必要書類を日本に郵送してもらいます。
    カンボジアで取得する独身証明書と出生証明書は2種類のフォーマットがあります。カンボジアの役所で本人が訪問して拇印しないと取得できないフォーマットと、本人の訪問なしで取得できる簡易フォーマットとがあります。日本の市役所に提出するフォーマットは本人の訪問なしで取得できる簡易フォーマットで問題ありません。独身証明書と出生証明書の和訳は『先生』が行ってくれます。
  • 10.07(火) 配偶者の住民票所在地である神奈川県藤沢市役所に婚姻届の提出
    住民票が別の場合は新婦側の市役所で手続きするのが習わしだそうです(新郎側でも可能)
    国際結婚のため書類確認に1時間以上時間がかかるため注意
  • 10.07(水)~ カンボジア側での婚姻手続きに必要な書類の作成・収集
  • 10.14(火) 埼玉県大宮警察署で犯罪経歴証明書の取得申請
    日本で用意する必要書類について、犯罪経歴証明書のみ取得が面倒です。
  • 10.23(木) 埼玉県大宮警察署で犯罪経歴証明書を取得
  • 11.02(日) 日本→カンボジア移動日
  • 11.03(月) 日本大使館にて婚姻証明書と婚姻のレター作成依頼 & 村役場での独身証明書の取得
     受付時間がAM11時までなので注意、プノンペンは渋滞するため村から移動に時間がかかります。
    受取に何日以降にくればよいか引換券を受領します。
    独身証明書はカンボジア人本人が拇印して窓口申請する簡易ではないフォーマットを取得しにいきます。
  • 11.04(火) カンボジアの3連祝日(水祭り)のため大使館は営業しておらず。
  • 11.05(水) カンボジアの3連祝日(水祭り)のため大使館は営業しておらず。
  • 11.06(木) カンボジアの3連祝日(水祭り)のため大使館は営業しておらず。
  • 11.07(金) 日本大使館にて婚姻証明書と婚姻のレター受取
    手数料として30,000リエル(約5ドル・約1,125円)を支払います。米ドルやQRコード、クレジットカードは不可。リエル紙幣の用意が必要です。
  • 11.08(土) お休み
  • 11.09(日) 独立記念日で祝日
  • 11.10(月) DGIにて必要書類提出)(振替休日ですがDGIは開庁していました。)
    『先生』から10時に予約があると連絡あり、外務省付近で『先生』に9時半にお会いしてDGIまでバイク誘導いただきました。
    『先生』の紹介でDGI職員がDGI内を案内してくれました。
  • 11.11(火) お休み
  • 11.12(水) 日本人側は仕事のため帰国・カンボジア→日本移動日

(この間、カンボジア人の配偶者はカンボジアに滞在して結婚式の準備)

  • 12.10(水) 婚姻証明書がDGIから村役場に送付され受取が可能
    日本人側の拇印も受取に必要なため、まだ受取はできません。
    村によっては拇印なしでも受取できる場合があります。
    結婚式のための婚姻証明書を提出できないため、村長と警察に連絡して600ドル支払い、結婚式準備を進めます。
  • 12.24(水)日本人側・日本→カンボジア移動日
  • 12.25(木)結婚式準備
  • 12.26(金)結婚式準備
  • 12.27(土)結婚式1日目
  • 12.28(日)結婚式2日目
  • 12.29(月)結婚式後のお寺での儀式
  • 12.30(火)お休み
  • 12.31(水)お休み
  • 01.01(木)お休み
  • 01.02(金)カンボジア村役場で婚姻の書類手続き、婚姻証明書を取得
    証人2名の拇印も必要
  • 01.03(土)日本→カンボジア移動日

■日本での婚姻手続き

  • 日本の市区町村で書類を提出
    外国人側の居住地の市区町村で婚姻届けを提出するのが一般的です。1週間程度で戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)に結婚した旨が記載されます。新たな本籍が提出した市区町村と異なる場合はさらに1週間ほど時間がかかります。
    • 日本人側の書類
      1.の婚姻届は予め証人2人に証人欄を記入してもらう必要があります。
      1. 婚姻届(→外国人側の書き方がイレギュラーなので、書き方は窓口で教わりました)
      2. マイナンバーカード
    • カンボジア人側の書類
      1,~4.をカンボジアから取り寄せる必要があります。『先生』が和訳してくださります。
      1. 出生証明書(本人が窓口申請しなくても取得できる簡易フォーマット)
      2. 独身証明書(本人が窓口申請しなくても取得できる簡易フォーマット)
      3. 出生証明書(和訳)
      4. 独身証明書(和訳)
      5. パスポート
      6. パスポートの和訳(市役所で用意されている様式で配偶者が当日に作成)
      7. 在留カード(交付されている場合)
      8. 市区町村で用意している「申述書」(私は健康ですなどのチェックリストを当日記載)

 

■カンボジアでの婚姻手続き

  • DGIでの書類提出前に書類の画像データを『先生』に送付し、不備がないかの確認受け
    • 事前に用意して『先生』に画像送付する日本人側の書類
      1. パスポートの顔写真ページのコピー
      2. 有効な査証(ビザ)ページのコピー
      3. 日本での婚姻証明書として配偶者の記載された戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)
      4. 犯罪経歴証明書(開封すると無効)
      5. 在職証明書(所得額が明記されたもの、日本語と英語の2種類)
        →サラリーマンであれば勤務先に発行してもらいます。個人事業主であれば自分宛に在職証明書を作成します、個人事業主の場合は直近の3カ月の収入が分かる証拠書類として売上台帳と銀行口座の入金がわかる取引明細も作成します。カンボジア人との国際結婚には、人身売買防止を目的としたカンボジアの法律に基づき、外国人男性側に月収2,500米ドル(150円/米ドルの場合は月収37万5千円)以上の収入要件が設けられています。
      6. 縦6cm横4cmの証明写真画像データ
        →健康診断書とDGIで記載する婚姻申請書に貼付する写真を『先生』が用意してくれます。
    •  事前に用意して『先生』に画像送付するカンボジア人側の書類(カンボジア渡航後)
      1. 出生証明書(本人が拇印して窓口申請するフォーマット)
        →州にお金を払ったのに何日経っても用意してくれなかったので日本で使用した簡易フォーマットを提出しましたが、通過しました(しなければ追加料金で解決)
      2. 独身証明書(本人が拇印して窓口申請するフォーマット)
      3. 家族登録書(ファミリーブック)
      4. 縦6cm横4cmの証明写真画像データ(渡航前に送付可能)
        →健康診断書とDGIで記載する婚姻申請書に貼付する写真を『先生』が用意してくれます。
  • 在カンボジアの日本大使館に書類を提出し、日本大使館発行レター等を申請
    提出した書類は全て返却されます。
    • 日本人側の書類
      1. パスポート
      2. パスポートの顔写真ページのコピー
      3. 有効な査証(ビザ)ページのコピー
      4. 婚姻証明書(配偶者の記載された戸籍全部事項証明書(戸籍謄本))
      5. 犯罪経歴証明書
    • カンボジア人側の書類
      1. カンボジア国籍身分証明カード(ID Card)
  • 在カンボジアの日本大使館で日本大使館発行レター等を受け取り
    • 受け取る書類
      1. 婚姻証明書(日本大使館発行)
      2. 日本大使館発行のレター(婚姻への添え状)
      3. 領収書
  • DGIに書類提出・面談
    • 日本人側の提出書類
      1. パスポートの顔写真ページのコピー
      2. 有効な査証(ビザ)ページのコピー
      3. 婚姻証明書(日本大使館発行)
      4. 日本大使館発行のレター(婚姻への添え状)
      5. 健康診断書(カンボジアの国立病院が発行したもの)
      6. 犯罪経歴証明書
      7. 在職証明書(所得額が明記されたもの、日本語と英語の2種類)
    • カンボジア人側の書類
      1. 出生証明書(本人が拇印して窓口申請するフォーマット)
      2. 独身証明書(本人が拇印して窓口申請するフォーマット)
      3. 健康診断書(カンボジアの国立病院が発行したもの)
      4. 家族登録書(ファミリーブック)
      5. 婚姻届(カンボジア人側はクメール語の、日本人側クメール語・英語併記の様式、DGIで当日作成します、拇印も必要)
      6. 縦6cm横4cmの証明写真(日本人側、カンボジア人側それぞれ4枚)
        →写真は『先生』が当日渡してくれました。
        →婚姻届にDGI職員が貼付してくれます。
  • 4週間後、DGIからカンボジア人配偶者が居住する村役場に婚姻証明書が送付されます。
  • カンボジア人が居住する地元の行政区にて婚姻証明書の受け取り。
    夫婦の拇印と証人2名の拇印が必要ですが、村によって拇印不要だったりもします。