中小企業診断士という職業はない

「普段何の仕事しているんですか?」って聞かれたら割と困るにゃ。

普通の人は中小企業診断士なんて聞いたこともないと思うにゃ・・・

他の士業も併せて、国が法律でどう定義しているか見てみるにゃ。

根拠法による各士業の定義

  • 中小企業診断士
    中小企業の経営診断の業務に従事する (中小企業者がその経営資源に関し適切な経営の診断及び経営に関する助言を受ける機会を確保するため)
    中小企業支援法 (中小企業の経営診断の業務に従事する者の登録) 」より抜粋
  • 公認会計士
    公認会計士は、他人の求めに応じ報酬を得て、財務書類の監査又は証明をすることをとする。
    公認会計士法 (公認会計士の業務) 」より抜粋
  • 税理士
    税理士は、他人の求めに応じ、租税に関し、次に掲げる事務を行うことをとする。
    (次に掲げる事務は割愛)
    税理士法 (税理士の業務) 」より抜粋
  • 弁護士
    弁護士は、当事者その他関係人の依頼又は官公署の委嘱によつて、訴訟事件、非訟事件及び審査請求、再調査の請求、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件に関する行為その他一般の法律事務を行うことを職務とする。
    弁護士法 (弁護士の職務) 」より抜粋
  • 弁理士
    弁理士は、他人の求めに応じ、特許、実用新案、意匠若しくは商標又は国際出願、意匠に係る国際登録出願若しくは商標に係る国際登録出願に関する特許庁における手続及び特許、実用新案、意匠又は商標に関する行政不服審査法の規定による審査請求又は裁定に関する経済産業大臣に対する手続についての代理並びにこれらの手続に係る事項に関する鑑定その他の事務を行うことをとする。
    弁理士法 (業務) 」より抜粋
  • 司法書士
    司法書士は、この法律の定めるところにより、他人の依頼を受けて、次に掲げる事務を行うことをとする。
    (次に掲げる事務は割愛)
    司法書士法 (業務) 」より抜粋
  • 行政書士
    行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類、その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成することをとする。
    行政書士法 (業務) 」より抜粋
  • 社会保険労務士
    社会保険労務士は、次の各号に掲げる事務を行うことをとする。
    (次に掲げる事務は割愛)
    社会保険労務士法 (社会保険労務士の業務) 」より抜粋

中小企業診断士だけ中小企業診断士法みたいな法律がないにゃ!

しかも中小企業支援法には「中小企業診断士」なんて単語は1回もでてこないにゃ。

単語の定義 『三省堂 大辞林 第三版 』

  • 者 (中小企業診断士)
    ある状態にある
  • 職務 (弁護士)
    つとめとしてめいめいが受け持っている仕事。
    • 仕事
      生計を立てるために従事する勤め。職業
  • 業 (上記以外の士業)
    仕事。業務。職業

中小企業診断士以外は「職業」として定義されているにゃ。

中小企業診断士だけただの「人」にゃ。ねこが好きな「人」みたいなくくりにゃ (涙)

中小企業診断士だけ扱いがひどいにゃ。せっかく難しい国家試験をパスしたのに…

まぁ最近は経済産業省が中小企業診断士を推してくれているという肌感があるにゃ。

LINEの経済産業省新型コロナ事業者サポート
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「中小企業診断士とは?」という答え探しをライフワークにするにゃ。

でも、やっぱり法律で明確に定義して欲しいにゃ。

結論

  • 中小企業診断士という職業はない
  • 国がそのような職業を法律で明確に認めていない
  • 中小企業診断士と名乗ることができるだけの民間経営コンサルタント
  • とはいえ最近は国が中小企業診断士を推してくれている感はある