開業費の計上
『開業費』の続きの記事です。
そういえば開業費を計上するのを忘れていたにゃ。
開業費
- 理論上、開業のための費用は何年前でも計上可
- 独立予定のない人も領収書要保管
- 人の気持ちは移ろいやすいので注意
- 開業費は税法上任意償却可
- 利益が出たときだけ費用計上可(節税)
- 今年は赤字になりそうだから償却(費用)を0円、または黒字が多いので開業初年度で全額経費などが自由
- 開業前の準備費用があるから今後ずっと事業ができる、開業年度だけでなくそれ以降の年度にも影響すると考えられているから
- 10万円以上の固定資産は開業費計上不可
- 開業時に事業用固定資産に転用
少額減価償却資産の特例(青色申告では30万円未満の備品・消耗品は一括で償却可)など例外あり
- 開業時に事業用固定資産に転用
ゆたたみは325,706円の開業費と153,780円のSurface Pro 7(固定資産 ノートパソコン) を計上しないといけないにゃ。
会計ソフトはfreeeをつかっているにゃ。ヘルプセンターにやり方は載っているにゃ。『【個人】開業費を入力する』を見ながらやったにゃ。
減価償却の設定は『【個人】固定資産を登録する（固定資産台帳）』を見ながら操作したにゃ。
固定資産の登録 (開業費) 固定資産の登録 (工具器具備品)
開業費は今期に一括償却したにゃ。
ノートパソコンも今期で一括償却したにゃ。青色申告をしている個人事業主やフリーランスであれば利用することができる少額減価償却資産の特例を活用したにゃ。
少額減価償却資産の特例については他の分かりやすいサイトを参照するにゃ。
減価償却で利益を圧縮して正しい節税を実施するにゃ。
今期のゆたたみには3月までの給与所得と退職所得があるにゃ。だから今期の事業所得は抑えたいのにゃ。
これで固定資産と開業費が貸借対照表に現れたにゃ！
損益計算書にも減価償却費が計上されてそれっぽい帳簿になったにゃ！
でも開業費はいいとして、工具器具備品が残存価額1円残っていないにゃ…
分からないから会計freeeのチャットで質問したにゃ。会計freee便利にゃ。
少額減価償却資産の特例で償却した資産は残存価額が残らないみたいにゃ。安心したにゃ。
ちなみに開業費は残存価額0円で処理するにゃ。
開業届も出したし、開業費も計上したので安心にゃ。
皆も、もし開業したときのために開業費になりうるレシートは保管しておくにゃよ！
それにしても個人事業主の中小企業診断士は全然固定資産がないにゃ。
少額の投資で事業活動開始できるからラッキーな事業にゃ。